テム・レイの回路
フルスクラッチによる「テム・レイの回路」 2007年に開催された「百鬼夜行 -FINAL-」への参加作品として制作しました。 |
この回路はガンダムの第33話「コンスコン強襲」 または劇場版ガンダムの「めぐりあい宇宙」で登場します。 しかしこれに関する資料といった物は殆ど無く 頼りは劇中の数カットのみ。 一時停止した画像を写真に撮りそれを参考に作業を進めました。 ビデオキャプチャー持って無いんで・・・^^; |
形や大きさを把握したら必要なパーツの図面を書きます。 その図面をコピーしてスプレー糊でプラ板に貼り付けて切り出します。 テム・レイが手に持ってる大きさから推測して、サイズはビデオテープと同じぐらいの大きさにしてみました。 ほぼプラ板箱組みなので図面上での間違いが無ければ組み立てるのは難しくありません。 |
中央付近の配線部分は 劇中のまま再現するとアッサリし過ぎる感じがしたので 適当な電子パーツをあしらってそれらしくデコレート。 もちろん全くなんら機能しない物です。 |
上部にあるコネクターらしき物はオーディオ機器に使われるプラグピンを使用。 「ガンダムに取り付けろ!」と言うからにはそれなりの接続部があると思うので この部分はアウトプットに使われる端子としてデカールを作ってみました。 |
”アウトプットがあるならインプットも必要”って事で 下部には9ピンコネクターを付けてそれらしく。 ここは実際に電源供給するスイッチBOXを取り付けるのにも使います。 |
左右面のモールドも出来る限り近いものを再現。 丸い部分には市販パーツを組み合わせて何かのコネクターっぽくしてみました。 |
ちょっとしたお遊び的要素も加えてみました。 @ABはLEDで発光。 AとBのLEDは1個づつがランダムに点滅します。 Cの内部には2種類の電子ブザーを内蔵。 チープな感じの音がするブザーを意図的にセレクトしてあります(笑 |
スイッチBOXの外装もプラ板の箱組みで制作。 内部には電源用の単4電池4本を内蔵(電池交換可能) 6つのスイッチでLED4系統、ブザー2系統を作動させます。 横のスイッチは主電源の「ON」「OFF」用。 本体への接続は9ピンコネクターを利用してます。 |
本体色はミディアムブルー、黄色のパーツはサンシャインイエローで塗装。 アクリル製フォトフレームを使った展示台も制作しました。 <この作品を制作した経緯> そもそも何故こんなものを百鬼作品として制作したのかと言うと、理由は2007年の大阪ガン王までさかのぼります。 ガン王への参加を目標に制作していたHi-ν(Second Version)は7月の中ごろには完成させるつもりでした。 そしてその後すぐに百鬼用作品の制作に取り掛かるつもりだったんですが、 Hi-νの制作が予定より手間取ってしまい完成したのはガン王前日の7月27日の午前中。 これにより百鬼用作品の制作期間は残り約1ヶ月となってしまいました(写真提出が8月31日) 一応候補のキットは少し弄り始めていたとはいえ、この期間では考えていた物を完成させるのが難しい状況。 自分の制作スピードではMGクラスの素組をディテUPさせて完成させる程度が精一杯の時間でした。 しかし全国から凄い作品が集まる百鬼だその程度の物では埋もれてしまいます。 しかも百期は今回で最後。 『たとえ順位は低くても見た人の記憶に残る作品で参加したい』 『単純な工作内容で見た目のインパクトも有る物は何か?』 こんな事をを考えた結果この「テム・レイの回路」を制作するに至ったと言う訳です。 百鬼当日は予想以上の好評で7位入賞と言うとんでもない結果までいただいてしまいました m(_ _)m |
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