1/100
GAT−X207 ブリッツガンダム
制作解説画像








 フェイスが若干丸顔なので削り込んで好みの形状に変更。
 アゴの赤いパーツもシャープに削りました。
 (左が改修前、右が改修後のパーツ)

ツインアイの形状も好みで変更しました。
元のモールドを削り落としてHアイズの切れ長で細い物に交換。









 ノーマルよりもキリッと引き締まった顔になったと思います。

ヘルメット頬あての形状が前に出過ぎで妙に内巻きになっているのが気になりました。
縁のシャープ化を兼ねて削り込みで形状変更。








 1/100ブリッツでは定番工作の頭部幅まし。
 接着面で前後に2mm延長。

頭部両サイドのダクト状モールドを0.25mmプラ材で作り直し。


頭頂部センサーは内部を市販パーツでそれらしく作りました。
透明プラ板にクリアレッドで着色したカバーを取り付けてあります。


首は一旦切り離し若干後ろにずらして再接着。
プラ板とエッチングパーツでディティールを追加。









 塗り分けで更にメカっぽさを演出。







 頭部の接続は市販のボールジョイントに変更。
 軸が引き出せるので稼動範囲も若干ですが広がりました。

肩軸はイエローサブマリン製の「関節技」を使用して稼動するように加工。


後部スラスターの縁にエッジをつけて薄く見えるように加工。








 加工前のパーツとの比較。
 (左が加工前、右が加工後)

 リアアーマーの縁を薄く削ってシャープにしました。









 フロントアーマー裏はプラ板でディティールを追加。

サイドアーマーの縁は薄く削ってシャープに。









 こちらも裏にディティールを追加。

肘関節カバーにはスジ彫りとエッチングパーツでディティールを追加。


手首の軸が意外と目立つのでカバーを取り付けました。









 手首カバーは市販パーツを加工して制作。





 手はハイディティールマニピュレーターに交換。
 「1/100 ストライクガンダム用」を使用しています。
 ライフル用の握り手にはトリケロスのグリップを、
 左平手は指の角度を変更して動きのある表情に加工。
 左右握り手と右平手は殆ど必要が無いですが、
 せっかくなんで一応制作しました。。
 サーベルの握り手にはお遊びで柄を握らせてあります。








 サーベルの柄はトリケロスのパーツを加工して使用。






 ビーム部分はトリケロスのパーツと共通です。
 根元にホワイトで発光している感じを演出。
 本来ブリッツには無い装備ですが、
 持たせてみると意外と似合います。

トリケロスのビーム砲後部にあるエネルギーパック状の部分を分割。
塗り分けが楽になり別パーツ感も演出できて一石二鳥。


グリップが細く貧弱なので交換しました。
ジャンクパーツの中から適当にみつけた物です(多分、νガンダムのバズーカのグリップだと思います・・・)









 ハイディティールマニピュレーターに丁度良い大きさです。
 ノーマルのままだとグリップが細すぎてしっかり握れません。






 グリップはマニピュレーターに固定しました。
 真鍮線で軸を付けてあるので取り外しが出来ます。

銃口は開口してブラスパイプのSSを埋め込みました。








 ちょっと分り難いですが、
 内側に黒のビーズを入れてインナーバレルっぽくしてあります









 ランサーダートのバーニアは市販パーツに交換。







 スーパーメタリックのアイアンで塗装して質感を金属風に。
 内側にメタリックビーズのゴールドを付けて多重構造化。








 ランサーダート先端はプラ材の小片をつけて尖らせました。








 センサー部にはホログラムシートを貼りました。







 トリケロス裏の肉抜きは目立つ部分をエポパテで埋めました。
 ランサーダートは塗装剥げの心配があるので固定しました。







 太もも中央で上下に約4mm延長しています。

膝関節パーツにスジ彫りとカシメ玉でディティールアップ。









 正面にはエッチングパーツでディティールの追加。








 膝裏にもエッチングパーツでディティール追加。








 くるぶしの両側にあるパーツの裏はパテで埋めました。








 足のパーツをモールドの部分で前後に分割。







 更に中央で分割して2mmほど幅詰めしました。
 それに合わせて足の甲のパーツも小型化。
 こちらはパテで裏打ちして削り込んであります。

かかとも同じように幅詰め。









 足裏のパーツは幅詰めしてもそのままでは使えないので、
 プラ板で新たに作り直してます。

市販パーツとブラスパイプ、メタリックビーズ等で多重構造のバーニアを追加。


足首内部パーツのくるぶし部分はポリパーツが丸見えなので、市販パーツを使って蓋を付けました。









 ツマ先の取り付け位置は3mmほど前方にずらしました。
 


改修前のパーツとの比較。
少し寸詰まりな足がスマートな印象に変わったと思います。
特にスネからツマ先までのラインが滑らかになっているのが分るでしょうか。


ツマ先とカカトは独立稼動します。


内部メカは細かく塗り分けてあります。
足首の隙間にはスプリングとメッシュパイプでディティールアップ。


グレイプニール後部の羽の厚みがありすぎるので一旦切り落とし。









 0.3mmプラ板で同じ形の羽を作ります。

角度を少し外側に開いて取り付けました。
この段階では羽の内側に段差がありますが、この後なだらかなラインになるようパテで加工しています。

両サイドの羽はエッジを立てるように削り込んでシャープ化。


グレイプ二ール爪の先端を削って尖らせました。
裏の肉抜きはパテで埋めてあります。


改修前の状態との比較。
(左が改修前、右が改修後)









 エッチングパーツで裏にディティールを追加。








 中央にはブラスパイプでディティールの追加。








 3基あるバーニアは市販パーツに交換。
 塗装はスーパーメタリックのアイアン。









 内側をブラスパイプとメタリックビーズで多重構造化。
 

キットに付属しているグレイプ二ールのスタンドです。
裏側がスカスカなので0.3mmプラ板で塞ぎました。









 安定させるため裏に鉛線で重りを入れました。








 スタンドはシルバーで塗装。
 蛍光ホワイトパウダーを混ぜたクリアーでコーティング。







 グレイプ二ールのワイヤーはキットの物に加えて、
 アルミ線で作った物も追加。
 スタンド無しでも発射状態が再現できます。

 今回、一番のポイントである「マジョーラカラー」です。
 光源の方向と見る角度で変色する特殊塗料で、
 異なった2色以上のメタリックグラデーションを発色します。
 カスタムカー等によく使われているあの色です。

 いつか使ってみたいと思っていたマテリアルでして、
 この機会に思い切って挑戦してみました。
 この一瓶で2000円!(約18ml入り)
 気軽にテスト塗装も出来ない金額なので、
 ぶっつけ本番一発勝負です・・・(^^;

 今回使用したのは「アンドロメダ」。
 メタリックグリーンからメタリックパープル、
 角度によってメタリックブルー、
 ゴールドからメタリックレッドに変化します。

ベースにツヤありの黒を塗ってからマジョーラカラーを塗装します。
薄く2回ほど塗ると色の変化がはっきり出てきます。


同じパーツでも角度によって表面の色が変わっているのが分ると思います。








 そのままでは色の変化が激し過ぎるので、
 スモークグレーでコートしました。
 表面は黒でありながら下地の色が微妙に変色します。
 最後にスーパークリアーの半ツヤでコーティング。

アクリルのフォトフレームでディスプレイ用のスタンドを作りました。
支柱はアクリル棒で先端にはイエローサブマリン製の関節技をジョイントとして取り付け。
中は黒の画用紙にMDプリンターのホワイトを使ってロゴを印刷してあります。









 スタンドに取り付けるとこんな感じです。


<塗装レシピ>

本体ブラック
ブラック 100%(下地)
マジョーラカラー「アンドロメダ」
スモークグレー (マジョーラの上にコート)

レッド
シャインレッド 80% + モンザレッド 20%
ホワイト 少量

パープル(腹部、後部スラスター、脚部など)
ニュートラルグレー 70% + パープル 30%
シャインレッド 少量
コバルトブルー 少量

フレーム色T(肘と膝関節、手、ふくらはぎパーツなど)
ミデアムブルー 30% + パープル 10% + ニュートラルグレー 60%
スカイブルー 少量

フレーム色U(股関節内部、脚部内部、アーマー裏など)
ファントムグレー
ミデアムブルー 少量

ゴールド(アンテナ、グレープ二ールの爪)
スーパーゴールド

シルバー(ランサーダート、バーニア各部)
スーパーアイアン


☆ メタリック部以外は最後にスーパークリアーの半ツヤでコート ☆





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