My Tools



使用している工具や素材等を紹介しています。
模型に携わっている方ならご存知の物がほとんどですが、少しでも参考になる物があれば嬉しいです。


*新しく更新した物は下に追加しています*

 No.001
 < ニッパー >

 模型を作る時に一番最初に使うことの多い工具です。
 全ての工具に対して言える事ですが、
 永く使う物は出来るだけ良い物を購入するのをお勧めします。
 予算の都合もあると思いますが安いニッパーは「耐久性が低い」
 「切れ味が悪い」等それなりの理由があります。
 最初から良い物にしておけば長持ちしますので、
 何回も買い換えるよりも結局は安くつきます。
 写真のニッパーはホームセンターで¥2000程で購入した物です。
 (プラスチック用の薄刃タイプ)
 5〜6年使っている物ですが、
 定期的に刃の手入れをしているので切れ味は落ちていません。
 No.002
 < デザインナイフ >

 これも模型制作に欠かせない道具です。
 45゜と30゜二種類の刃を常備しています。
 主に使うのは30゜刃の方です(黄色)
 45゜刃の方はニッパーでは切り難い細かいパーツを
 ランナーから切り離したりするのに便利です。
 こちらは滑らせて切ると言うより刃を垂直に押し当てて押し切る感じで使っています。
 両刃共よく切れるので扱いに注意しないと大惨事になります。
 (手が血まみれになった事、過去数回!)
 刃は脆いので頻繁に交換するのをお勧めします。
 「少し切れなくなってきたかな?」と思う頃が一番危険です。
 No.003
 < カッター >

上段、大刃カッター
 引越しの荷造りなんかでよく使うイメージがある大型のカッターです。
 刃が丈夫なので力を入れて一気に切る時に重宝します。
 ただし刃の厚みがあるので正確な切り出しには向いていません。
2段目、ノーマルカッター
 最も一般的なカッターです。これはサンドペーパーを切る専用にしています。
 サンドペーパーを切ると刃はすぐにだめになるので、
 コストの安い100均の替刃を使っています。
3段目、ノーマルカッター
 これも一般的なカッターです。
 こちらは切れ味の良いOLFAの替刃を使用。
 鞘がスマートなので取廻しに便利です。
下段、30゜刃カッター
 先端角度が30゜の精密カッターです。
 非常に切れ味が良くデカールやシールの切り出しに使用しています。
 ただしデザインナイフと同じく刃が少し脆いです。
 No.004
 < プラスチック用カッター >

 プラスチックを切る専用のカッターです。
 通称「Pカッター」
 切ると言うより削って筋を彫りパキッと曲げて割ることで切り出しをします。
 正確な切り出しをするのは少し難しいですが、
 厚みのあるプラバンやアクリル板を切るのに便利です。
 このPカッターで筋彫りをしているモデラーさんもいますが僕はあまりやってません。
 結構テクニックが必要ですし、失敗すると修正するのが大変なので・・・・。
 No.005
 < ノミ >

 マイナスドライバーの先を削ってノミにした物です。
 使い方は彫刻刀の平刀と同じ要領。
 奥まった部分を削ったり刃幅を利用してモールドを彫ったりと非常に便利です。
 刃はかなり鋭く削ってあるので下手な彫刻刀よりも良く切れます。
 ドライバーは100均の物を使用。
 No.006
 < 小型クリッパー >

 金属線を切る強力な工具です。
 てこの原理を利用しているのであまり力を必要とせず、
 アルミ線と真鍮線なら5mm位まで一発で切れます。
 ちなみに金属線はどんな細い物でも必ず金属対応のニッパーで切りましょう。
 プラ用のニッパーで切ると刃が駄目になってしまいますので。
 No.007
 < エッチングソー >

 パーツの切り離しや筋彫りなど何かと便利に使える工具です。
 特に筋彫りは刃の厚みを利用して均等で綺麗な筋彫りができます。
 画像は「ハセガワトライツール」のエッチングソー。
 他にもコトブキヤ製の物などを数種類そろえてます。
 形状や大きさで使い分けると便利です。
 使う時に力を入れ過ぎると曲がってしまうので注意してください。
 一度曲がってしまったエッチングソーは真っ直ぐに切れなくなりますので。
 No.008
 < クラフトノコ >

 小型のノコギリです。
 目の細かい刃が付いているので切り口が綺麗に処理できます。
 レジンの大きいパーツやエッチングソーでは手におえない硬い物を切るのに使います。
 二種類の刃を使い分け出来るので便利です。
 かなり昔にホームセンターのワゴンセール見つけた物なのでメーカーは不明。
 No.009
 < Mr.リニアコンプレッサー L5 >

 現在メインで使っているコンプレッサーです。
 最初は右側のメーター無しレギュレーターとセットで購入したのですが、
 やはり圧力を目で確認して安定した吹きつけをしたかったので後から購入しました。
 せっかくなんでレギュレーター2個装備して使用しています。
 レギュレーターを2コ繋ぐ意味はあまり無いと思いますが・・・。
 コンパクトで音も静かな使いやすいコンプレッサーです。
 No.010
 < TAMIYA スプレーワーク エアーブラシセット >

 MGガンダムが発売された時期に、キットと一緒に購入したエアーブラシセットです。
 コンプレッサー式のエアーブラシはこれが始めてでした。
 エア圧の調節は出来ませんが細吹きから太吹きまである程度は対応出来ます。
 「エアーブラシ塗装やってみたい」と言う初心者の方にも、
 入門機としてお薦めできるかと思います。
 コンプレッサーの音はちょっとうるさいですけど・・・・(夜間の使用は無理?)
 現在はハンドピース部分を上のリニアコンンプに繋いで、
 メタリック色&サフ吹き専用として使っています。
 No.011
 < TAMIYA HGトリガーエアーブラシ >

 現在メインで使っているハンドピースです。
 スプレーワークでトリガー式のハンドピースに慣れたと言う事もありこれを購入しました。
 トリガー式はエア吹き出し量の調節が手元で出来ませんが、
 特に不便に感じたことはありません。
 レギュレーターで調節すればOKなので、塗料の吹き出し量のみに集中出来ます。
 ボタン式よりも手が疲れにくいのも利点です。
 カップはポリ製の大型カップに交換してあります。
 (上のスプレーワークスと共通のカップ)
 掃除が簡単で塗料の残量が常に確認出来るので、
 このカップの方が個人的に使いやすいと思います。
 No.012
 < サンドペーパー >

 「250」と「400」で大まかな形状出しや表面の荒削り、
 「600」でサフ吹き前の表面処理、
 サフ吹き後の表面処理に「1200」と「2000」を使用しています。
 番手の使い方は自分が作業し易い使い方なので、
 このやり方が正解とは言えないと思いますが・・・・。
 特にメーカーにはこだわっていないので、
 ホームセンター等でその時に手に入る物を購入しています。
 一応耐水ペーパーですが水研ぎには殆ど使用していません。
 No.013
 < ホログラムシート >

 光が虹彩色反射する厚さ約0.1mmの特殊シートです。
 クリアパーツの裏等に貼って使うのですが、
 反射光の色合いが微妙な変化を出して奥行きが出ます。
 センサー部分に使うとかなり良い感じ。
 60cm×1m単位で\800程。
 No.014
 < 爪ヤスリ >

 100均で売っている爪ヤスリです。
 目の細かさは300番のペーパーぐらい。
 パテ盛りした部分等の大まかな形状出しに使っています。
 適度な堅さと弾力性があり意外と使いやすいですよ。
 No.015
 < サンドペーパー台 >

 T型のアルミ材をカットした物です。
 両面テープでペーパーを貼りつけてます。
 正確な面出しやC面処理に使用しています。
 1m単位で売られているので10cmを5本と5cmを10本に切り分けました。
 No.016
 < 使い捨てパレット >

 ポリエチレン製のパレット。10枚入り100円(安ッ!)
 少量の塗料を調合したりパテを練ったりするのに使っています。
 フニャフニャになってしまうのでラッカー系の溶剤を大量に入れると危険です・・・。
 少量なら問題ないので、筆塗りの時には重宝してます。
 No.017
 < 綿棒 >

 墨入れの拭き取り用です。
 100均の物ですが購入時には注意が必要です。
 綿の巻きがあまいと拭き取るときに毛羽立ってかえって汚くなるからです。
 大量に入っている物は大抵巻きがあまいので、
 同じ100円でも入り数の少ない物を選ぶようにしています。
 あと、軸が中空でプラスチックになった物も避けた方がいいですね。
 
 No.018
 < DECAdry >

 英数字のインレタです。
 ガンダムデカールと同じで貼りたい場所にこすりつけて転写します。
 このメーカーのインレタは色と種類が豊富で愛用しています。
 ただし海外の商品なので欲しいサイズと色が中々入荷しないのが難点・・・。
 画材店や文具の専門店で購入できます。
 No.019
 < ポリパーツ >

 可動の追加や後ハメ加工など、改造には欠かせないパーツです。
 今は様々な用途の物が色んなメーカーから販売されて非常に便利になりました。
 キットの余ったポリキャップも捨てずに置いておくと、後で役立つ事があります。
 画像のように用途や形状で分類してストックしています。
 色々買い溜めしてるので、ストックが現在このケースで3個もあります(^^:
 No.020
 < TAMIYA 調色スティック >

 塗料を混ぜる以外に、サンドペーパーを貼りつけて使ったりもしています。
 細かい部分にペーパーがけするのに便利です。
 No.021
 < クリップ >

 接着するパーツをクランプしたり塗装の時の持ち手にしたりしています。
 パーツをクランプする場合はビニールテープを貼って、
 傷が付かないようにしています。
 No.022
 < 定規 >

上段、製図用定規
 図面をひく時等に使われるプラスチック製の定規。
 スケール標示が付いているので平行線を描くときに便利です。
 あたりまえの事ですが、
 プラスチック定規でカッターは絶対に使ってはいけません。
 定規本体を傷つけてしまうとその定規は使い物にならなくなります。
中段、金属製定規
 30cmのアルミ製定規。大きめのプラバンを切ったりするのに使ってます。
 裏には滑り止めのビニールテープを貼ってあります。
下段、金属製定規(小)
 15cmのステンレス製定規。これが所有している中で一番精度が高いです。
 大きさも手ごろで最もよく使用している定規です。

 ちなみに100均で売っている定規は精度が悪いので、
 正確な寸法を測るのには向いていません*
 No.023
 < 直角定規 >

 90゜の折れ角がついた直角定規です。正式名称は曲尺(さしがね)
 正確な直角を出せるのはもちろんですが、
 これを利用してさまざまな図形を書くことも可能です。
 大工さんはこれを使って家を建てたりもしちゃいます。
 (もちろんこの道具だけで家は建ちませんが・・)
 専門的な使い方は難しいですが、一本あると便利です。

 測定機器メーカー「シンワ」のサイトで曲尺の詳しい使い方が紹介されています。
  ↓こちらからメーカーサイトへアクセスできます
 
 No.024
 < ノギス >

 パーツの寸法を正確に測れる道具です。
 円形のパーツの直径や内径等も計れます。
 パーツの大きさを正確に測ることで同じパーツを作ったり、
 パーツ同士を正確に合わせたりする事ができます。
 また、左右対称の筋彫りをする時にはゲージとしても役立ちます。
 これもプラスチック製ではなく精度の高い金属製の物がオススメです。
 No.025
 < エバーグリーン社製プラ材 >

 海外のメーカー「エバーグリーン社」から販売されているプラ材です。
 今は取り扱うショップも増えて昔よりは入手し易くなりました。
 様々な形状に加工されているのが特徴です。
 あらかじめミゾがついたプラバンやH字、I字のプラ棒など種類が豊富。
 ディテールアップ等の改造に使用すると非常に便利です。
 No.026
 < メタリックビーズ >

 ディティールUPパーツとして定番になりつつあるビーズです。
 「メタルビーズ」とよく言われてますが金属製ではありません。
 これは樹脂(プラスチック等)にメッキ加工がされたものです。
 左はクロームシルバー風の少し黒味がかったシルバー。
 中央はオーソドックスなシルバーで少しツヤが押さえてある物。
 右端は黒味の強いシルバーで数色のクリアーがランダムにコートされています。
 いずれも大きさは約2mmほど。
 ピンバイスで穴を開けて埋め込みます。
 塗装では再現できない金属感で部分的なアクセントとして使うと良い感じです。
 特に右の物は金属が焼けたような質感で、
 バルカンの銃口やバーニア内部にオススメ。
 ビーズは種類が豊富なので今後も色々試してみるつもりです。
 しかし、手芸コーナーを男1人でウロウロ物色するのはちょっと恥ずかしい・・・・・・。
 No.027
 < スチールボール >

 本来はベアリングに使用する金属球です。
 サイズは色々ありますが、
 ガンプラには2mm程度までの大きさが丁度良いと思います。
 (左が1mm、右が2mmです)
 画像では黒っぽく見えますが実物はメッキに近い光沢のある銀色。
 使い方はビーズと同じ要領でリベット状のディティールを追加するのに最適です。


 スチールボールは下記リンク先の「舟辺精工」さんで通販ができます。
 最小0.3oから幅広いサイズが揃ってます。
 ↓こちらから↓
 
 No.028
 < ブラスパイプMAX >

 マックスファクトリーから販売されている真鍮製のパイプ。
 MGザク等の面倒な動力パイプ処理がこれで一気に解消するスグレモノです。
 動力パイプ以外にも色々なディティールUPに使い回しが出来ます。
 バーニアとして埋め込んだりシリンダーの基部に利用したり等々・・。
 プライマーで下処理すれば塗装も出来ますが、
 このまま真鍮独特の質感を生かすのも良い感じです。
 サイズは「SS」「S」「M」「L」の4種類。

 現在販売元の都合で製造休止になっています。
 ストックを若干持ってはいますがもう残り少ない・・・。
 早く復活して〜!
 No.029
 < Mr.カラー >

 模型用としては最も普及している塗料です。
 エアブラシを使い始めるまでは同社の「水性ホビーカラー」を使ってましたが、
 現在はこれをメインに使用しています。
 種類が豊富で何より殆どのショップで手に入る手軽さが便利です。
 ガンプラと連動した「ガンダムカラー」も随時発売されています。
 No.030
 < Mr.カラー用シンナー >

 Mr.カラー専用のうすめ液。
 塗料の濃度を調節したり筆や用具の洗浄したりと塗装作業には必要な存在です。
 洗浄は左側の普通ので、塗料を薄めるのは右側のリターダー入りの物を使ってます。
 作業中に無くなると大変なので常に予備を1〜2本用意してあります。
 No.031
 < TAMIYA ナメルカラー >

 僕が初めて使った(買った)プラモデル用塗料がこのタミヤカラーでした。
 ちっちゃい頃、タミヤの☆マークがなんかカッコよく思えて・・・。
 今は主にスミ入れで使用していますが、
 メタリック系の色を仕上げにポイント塗装するのにも良く使います。
 エナメル系のメタリックは発色が非常に良く、
 他の塗料に出せない質感が得られるのが特徴です。
 よく使うお気に入りのカラーは、
 フラットアルミ、クロームシルバー、ガンメタル、ゴールドリーフ、
 チタンシルバー、チタンゴールド。
 濃度を溶剤で調節すればエアブラシでも使用できますが、
 やはりこの塗料は筆塗りに向いているようです。
 No.032
 < ポリエステルパテ >

 プラモの改造には定番のパテです。
 通称「ポリパテ」。
 雑誌作例の途中写真なんかでよく見る黄色いパテがこれ。
 切削性が良く硬化後のヒケも殆ど無いので大変使い易いです。
 ただし臭いがキツイのが難点。使用する時には換気に十分注意しましょう。
 盛り上げが出来る「モリモリ」、きめの細かい「スベスベ」、
 流し込みが出来る「ドロドロ」の3種類があります。
 しかしすごいネーミング・・・。
 いや、解りやすくていいんですけどね(^^;
 No.033
 < タミヤパテ >

 パーツの継ぎ目や傷を埋めるのに使用しています。
 パテに含まれている溶剤が揮発して硬化するので、
 どうしてもヒケてしまう特徴があります。
 大きい傷や穴などを埋めるのには向きませんが細かい傷の表面処理には最適。
 そのままでは少し使いづらいので濃度を調節して”溶きパテ”として使用します。
 定番ですがタミヤの流し込み接着剤で溶くとプラへの食いつきも良くなります。
 常時スペアボトルに一定量の溶きパテを作り置きして、
 いつでも使えるようにしてあります。
 No.034
 < タミヤセメント >

 プラスチック専用の接着剤です。
 なんとなくですが昔からタミヤの物を愛用してます。
 最近は接着剤無しで組み立てられるキットが殆どですが、
 継ぎ目消しをするにはやはりこれが無いと始まりません。
 左の白い方は粘性の高い普通のタイプ、
 右の緑の方はサラサラの流し込みタイプです。
 場所や用途によって使い分けると便利です。
 No.035
 < サーフェイサー >

 表面の細かい傷を埋めて塗装前の下地を作る特殊塗料です。
 傷を埋める以外にパーツを単色の明るいグレーにすることで、
 表面の状態をチェックし易くする効果もあります。
 ここで改めて発見できる傷やヒケもあり”サフ吹き”は模型制作に欠かせない工程です。
 ただしこのサフ吹きは「絶対しなければいけない」と言う物でもありません。
 目指す仕上げ方によってはサフ無しで制作した方が良い場合もあります。
 普段はスプレー缶の物を使っていますが、
 場合によってはビン入りの物をエアブラシで吹くこともあります。
 No.036
 < Mr.スーパークリアー >

 塗装後のツヤを整えるのに使う透明の塗料です。
 アクリル(水性)とラッカー(油性)の2種がありますが、
 ラッカー系のスーパークリアーを主に使っています。
 デカールを貼った上に吹く時には注意が必要ですが、
 塗料の食いつきが強いので軽く吹き付けるだけで十分な効果が得られます。
 最近はスプレー缶ではなくビン入りの物をエアブラシで使うようにしています。
 これはコストパフォーマンスがいいのと塗膜を薄く仕上げるため。
 ちなみにクリアーの空き瓶は軽く洗浄して使い捨てのスペアボトルとして利用できます。
 No.037
 < 蛍光ホワイトパウダー >

 ボークスから販売されている特殊素材です。
 微粒子状の白いパウダーをクリアーに混ぜることで乳白色の塗料が作れます。
 これを透明のパーツに吹き付けることで白い半透明塗装ができます。
 元々はファイブスターストーリーのガレージキット、
 「レッドミラージュ」の半透明装甲を再現するために作られた塗料です。
 以前制作した「1/144ゼロカスタム」の翼はこれを使って塗装しています。
 「MGキュべレイ」のクリアコートにも少し混ぜてみました。
 使い方によっては様々な塗装表現の可能性を秘めた素材です。
 No.038
 < 造形村 シャインパール >

 上の蛍光ホワイトと同じボークスから販売されているパールパウダー。
 Mr.カラーのパール塗料よりも粒子が小さく更に木目の細かいパール塗装が可能です。
 これも蛍光ホワイトと同じく粉の状態で販売されているので、
 クリアーに対してのパール濃度を自由に調節することが出来ます。
 「MGキュべレイ」のパール塗装にはこれを使用しています。
 パールは下地の色に影響される性質があるので、
 これを逆手に取って塗装すると面白い質感が得られます。
 最もポピュラーなのは黒を塗装した後ブルーパールを吹き重ねる方法。
 僕はよくダクトやシリンダー等をこの方法で塗装してます。
 クリア以外の塗料にも混ぜて使うと面白い効果の出る塗料ができます。
 No.039
 < マスキングゾル >

 塗料のように塗って使うマスキング材です。
 蓋に付いている筆は今一使い難いので、面相筆や爪楊枝を使うとやり易いです。
 左は塗って乾いた後ナイフでラインを切り出せるノーマルタイプ。
 右は弾力があり剥がす時に便利なゴム製タイプ。
 使う場所や形状によって使い分けています。
 他にもマスキングテープの重なり合った隙間に塗っておくと、
 塗料が入り込んでしまうのを軽減できます。
 マスキングの補助的な使い方をする事が多い物ですが、
 細かい部分にはテープより最適です。

 *左のマスキングゾルは現在パッケージが変更されて販売中です*
 No.040
 < 練り消しゴム >

 美術関係をかじった事のある方には馴染みの有る画材、
 粘土状になった消しゴムです。
 小、中学校の頃はこれの臭い付きの物が流行ったりもしてました。
 僕は現在これをマスキング用の素材として模型制作に使用しています。
 例えばバーニアの外側と内側で塗り分けする場合。
 まず内側の塗装を済ませたあと、練り消しをバーニアに詰めて内側をマスキングします。
 そのまま外側を塗装して練り消しを外せば塗り分け完了。
 バーニア以外にも奥まった部分に詰め込んでマスキングとして使えます。
 場所によってはマスキングゾルより使い勝手がいいです。
 練り消しゴムは画材を扱ってる文具店などで購入できます。
 No.041
 < ガレージキット >

 通常ではリリースされないマイナーな商品展開が魅力的なガレージキット。
 最近では大手メーカーも力を入れて参入し模型の1ジャンルとして定着しています。
 細かなディティールや逆テーパーなど工業製品では製造が不可能なパーツも特長です。
 きっちり仕上げるにはそれなりの経験が必要ですが、
 道具と根気さえあればそんなに難しい物でもありません。
 画像はB−CLUBの「Hi−νガンダム改造パーツ」です。
 通常のキットに組み込んで商品化されてない物を作れるのもガレージキットの魅力です。
 No.042
 < ハイディティールマニュピュレーター >

 ガレージキットから派生したオプションパーツ。
 キットに組み合わせることで精密な手の表情を再現できます。
 ”一流のバレリーナは指先でも演技をする”らしいですが、
 これは模型でも同じことが言えると思います。
 特にフィギュアやロボット系のような手足がある立体物は重要で、
 指先の表情一つで大きく印象が変わります。
 商品名に「○○用」とありますが、大きさと形が近ければ特に拘らなくてもOK。
 最近は手の甲が別パーツ化され塗装が便利になった物も販売されています。
 手のパーツのみでこの値段は高いかもしれませんが、
 それだけの価値はあると思います。
 No.043
 < インセクトピン >

 釘のような形をしたピンです。別名オフィスピン。
 リベット状のディティールを追加するのに使っています。
 使い方については「HowTo」の方で紹介していますのでご覧下さい。

   ↓こちら↓
 
 No.044
 < WAVE オプションシステム >

 ウェーブから販売されているプラ製のディティールアップパーツです。
 「ガンプラ用に開発された」と言っても過言ではない商品ラインナップ。
 改造でよく使われる「Hアイズ」と言われる物はこれのシリーズです。
 材質がプラスチックなので扱いも簡単、値段もリーズナブルなのが魅力です。
 No.045
 < KOTOBUKIYA プラユニット >

 こちらはコトブキヤから販売されているディティールアップパーツ。
 メーカーは違いますがウェーブの商品と基本コンセプトは同じ。
 こういった細かいパーツをゼロから作るのは大変なので非常に重宝してます。
 いつでも使えるようにできるだけ色んな種類をストックしてあります
 No.046
 < エポキシパテ >

 粘土のように手で扱うことが出来るパテです。
 盛り付けて硬化後に削り込んで形状出しをするポリパテに対して、
 エポパテは盛り付けながらある程度の形を作っていくことが出来ます。
 もちろん硬化後の削り込みも可能です。
 エポパテは硬化までに時間がかかるのが難点。
 (画像のパテで硬化に約3〜4時間)
 しかしこれを逆手にとれば硬化するまで自由に形を整えることが出来ます。
 僕はどちらかといえばポリパテを使うことが多いのですが、
 使う場所や目的によってエポパテも使用しています。
 No.047
 < ピンバイス >

 先端にドリルを付けて穴あけに使う工具です。
 プラスチックに穴をあける時、
 電動ドリルだとパワーがありすぎてコントロールし難い場合があります。
 特に1mm以下のドリルは勢いで刃を折ってしまう可能性も高くなります。
 ピンバイスだと微妙なコントロールが出来るので、
 細いドリルも楽に扱うことができます。
 画像のピンバイスは100均で売っていたペン用の滑り止めを付けてあります。
 これはスポンジゴム製なんですが、手に馴染んで中々使い心地いいですよ。
 No.048
 < アートナイフプロ >

 デザインナイフよりも大型のナイフです。
 「直線刃」「曲線刃」「平刃」、
 画像には有りませんが「ノコギリ刃」の替え刃もあります。
 特に「曲線刃」は刃を入れる対象を点で捉えることが出来るので、
 余計な部分に傷が付き難くなります。
 グリップも太く刃の厚みもあるので力を入れ易いのも特長。
 レジンパーツやパテ盛りした部分の荒削り等にも使い易いです。
 替え刃が高いのが難点で曲線刃は3枚入りで¥300
 (デザインナイフの刃は30枚ほどで¥200)
 ただし刃は丈夫なので無茶な使い方をしなければ頻繁に交換する必要はありません。
 No.049
 < ロータリーカッター >

 丸い刃を転がしながら使うカッター。
 薄い紙や布地、フイルムなどを綺麗に切ることができます。
 上の方で紹介しているホログラムシートや、
 キットに付属しているシールの余白をカットするのに使ってます。
 慣れれば薄いプラバンもこれで切った方が綺麗にカットできます。
 刃が回転するので通常のカッターで切った時に出る断面のめくれがあまり出ません。
 ただし綺麗に切れるのは0.5mmプラ板までが限界。。
 基本的に紙や布を切る物なので、力を入れて使う作業には向いていないようです。
 No.050
 < ピンセット >

 模型制作では小さな部品やデカールなど、指で扱いにくい物をつまむのに使います。
 値段によって精度の差がはっきり出てしまう道具。
 極端に安い物はかえって扱いづらいので避けた方がいいです。
 画像のピンセットは1本7〜800円ぐらいでした。
 左端のは先が平たく加工されていてデカールやシールをつまむのに便利。
 それぞれ十分に使える物ですが「更に良いのが欲しいな・・・」と最近考えてます。
 メーカーや形状、材質によって使用感が異なるので色々試したいと思ってます。
 目玉が飛び出るほど高価なピンセットには手が出せませんが・・・。
 
 No.051
 < MODELER'S 強着 >

 2液混合のエポキシ系接着剤です。
 ネーミングの「強着」どおり強力な接着力で、
 レジンパーツや強度の必要な部分を接着するのに最適です。
 注射器を合体させたような容器で二つの液を同時に同じ分量だけ出すことが出来ます。
 硬化時間が約5分なのでうかうかしてるとアッと言う間に固まるので注意。
 扱いに慣れれば手放せなくなるアイテムです。
 No.052
 < ALPS マイクロドライプリンター MD-1000 >

 熱転写式のインクリボンカートリッジを使用するプリンターです。
 自作デカールを印刷するにはこのプリンターが必要といっても過言ではありません。
 最近はインクジェット方式のプリンターもある程度のデカールは作れますが、
 やはり”白”を印刷できるこのプリンターはデカール作りに欠かせません。
 現在はメーカーサイトで最新機種「MD-5500」の通販のみとなっていますが、
 それ以外の機種は中古で比較的に安価での入手も可能です。
 僕が所持しているこれも中古です(付属品がそろった完動品で4000円程度でした)
 チャンスがあれば上位機種の「MD-5500」をいずれ入手したいです。
 (あと高性能なグラフィックソフトも)

  ↓こちらからメーカーサイトへアクセスできます

 No.053
 <TANITA ポケッタブルスケール >

 手のひらサイズのハカリです。
 塗料を調合する時に使っています。
 説明書の塗装ガイドにある「ホワイト50%+レッド30%+イエロー20%」といった表記。
 これを僕は重さの単位にして塗料の調合をしています。
 Mr.カラーの一瓶の容量10gを基準100%とした場合、
 「ホワイト5g+レッド3g+イエロー2g」といった感じです。
 もちろん分量を増やしていけばもっと大量に作れます。
 目に見える数値として分量の計測ができるので安定した色の調合ができます。
 割合を覚えておけば以前に作った色に近い色を再現することも可能。
 (100%まったく同じ色を作るにはミリ単位での調合が必要なので不可能ですが・・・)
 No.054
 < WAVE 瞬間接着剤 >

 今や模型制作には欠かすことの出来ない瞬間接着剤。
 色んなメーカーから様々な物が販売されています。
 性能的な違いは殆ど無いのでどのメーカーの商品を選んでも問題はないでしょう。
 僕が愛用しているのはこのウエーブの商品ですがこれもなんとなくです。
 粘性の高い「高強度」と低粘度タイプ「ハイスピード」の二種類があり、
 使う場所と用途によって使い分けています。
 瞬間接着剤は湿気に弱いので乾燥剤を入れたタッパーで保存すると長持ちします。
 ところで、この瞬間接着剤は元々医療用目的で作られたって知ってました?。
 現在でも手術後の傷口をくっつけたりする医療用の物が病院等で使用されてます。
 特殊な医薬品にあたるため普通の人では買えないそうですが・・・。
 No.055
 < KOTOBUKIYA モデリングノズル >

 瞬間接着剤の先に付けて使うノズルです。
 殆どの場合これを使って作業を行うとが多いのではないでしょうか。
 これが無いと瞬間接着剤の使い勝手は極端に悪くなってしまいます。
 ノズルの先端は常にカットしてきれいに保ち、
 ある程度短くなったらすぐに交換するようにしています。
 かなり頻繁に交換するので予備をこまめに購入してストックしてあります。
 20本入りで315円。
 No.056
 < キッチンパーパー >

 ティッシュよりも大きく厚みがあるペーパータオルです。
 結構丈夫なので使いどころによってはティッシュ以上に役立ちます。
 スーパーやホームセンターでよく安売りしているのでお気軽に使えるのも利点。
 No.057
 < プラリペア >
 プラスチックの割れや欠けを補修する造形材。
 専用の溶剤と樹脂パウダーを混ぜて使用します。
 強力な接着力で強度もかなりのものがあります(ってゆうかカチカチ!)
 力の掛かる部分にも対応できるので間接周りの改造や補強には最適な素材です。
 使い方に少しクセがあるので何回か練習するといいでしょう。

 メーカーサイトで詳しい使い方が紹介されています。
 ↓こちらからメーカーサイトへアクセスできます
 
 No.058
 < セメダインPPX + PPX-3 >

 PPXは速乾性の接着剤、いわゆる瞬間接着剤です。
 PPX-3は接着剤用のプライマー。
 このセットの特徴は専用のプライマーを塗布することでポリエチレンやポリプロピレン、
 シリコーンゴム等の接着が可能となります。
 つまり、ポリキャップを接着することが出来るのです!。
 もちろん素材同士を溶着する物ではないので、
 ”強力に接着”と言う訳にはいきませんが・・・。
 しかしポリキャップの接着は改造や改修の際には非常に役立ちます。
 プライマーは他の瞬間接着剤にも一応使えますが、
 やはりPPXとの組み合わせが一番相性がいいみたいです。
 No.059
 < セメダイン SUPER X2 >

 多用途に使える万能接着剤です。
 溶剤を含まない接着剤なので塗装面を侵す心配がありません。
 メタリック塗装したバーニアや後ハメ加工したパーツ等、
 塗装後に取り付けるパーツを接着するのに最適です。
 透明なのでクリアパーツの接着もOK。
 約10分程で硬化が始まり1〜2時間で完全硬化します。
 強度も十分ありますが間接周り等の力が掛かる部分には少し不向きです。
 しかし素材を選ばず接着できるので一本あると便利ですよ。
 No.060
 < グラペ >

 写真撮影の時に使う背景紙。
 端から端へ異なる2色がグラデーションをつけて彩色されています。
 これを背景として使うと写真に奥行きが出ます。
 ガンプラにはブラックかグレーが使い易いかと思います。
 今年に入ってから購入したのですがやはり被写体が際立ちますね。
 今までは黒や白の大きな画用紙を背景に使ってたんですが、
 同じ被写体でも背景が変わると雰囲気も随分変わります。
 今後はこのグラペをメインにして被写体によって背景を使い分けてみます。
 この「グラペ」はカメラ機材を専門に扱っているお店で購入できます。
 1100×800mmのサイズで3780円と少し高価ですが、
 ビニールに近い丈夫な材質なので大事に使えば一生物です。
 No.061
 < ICソケットピン >

 ICソケットのピンを1個づつバラした金属製のパーツ。
 銃口やバーニア等のディテールアップに丁度良い形状です。
 詳しい使い方は「HowTo」の方で紹介していますのでご覧下さい。

   ↓こちら↓
 
 No.062
 < 皿型外歯ワッシャー >

 金属製のワッシャーです。
 バーニア内部のディテールアップ等に使用しています。
 ワッシャーは大きさや形に様々なタイプがあるので、
 色んな使い方を試してみると面白いと思います。
 画像の物は左から6mm、7mm、10mm(外直径)
 No.063
 < カツラ >

 本来はネックレス用の金具です。
 シリンダー状のディテールを追加するのに使います。
 特に関節付近には効果的。
 太さと長さが数種あるので使用する場所とサイズによって使い分けます。
 シルバー、ブラックメタル、ゴールドの3色を常備。

 *使用例→「MGサザビーの肩関節」
 No.064
 < ABS用接着剤 >

 文字通りABS素材用の接着剤。
 プラスチック用の接着剤ではABS素材の接着は出来ないので、
 現在のガンプラには必要不可欠な物となってきました。
 ちなみにABSとは、
  Acrylonitrile(アクリロニトリル)
  Butadiene(ブタジエン)
  Styrene(スチレン)
 の化合物でこれらの頭文字を取って『ABS』と呼ばれる。
 「衝撃」や「曲げ」に強くガンプラには関節等の強度の必要な箇所に使われています。
 
 No.065
 < リーマー >

 テーパーのついた刃が並んだ穴開け工具。
 4mm以上の大きな穴を開けるのに使います
 大きい方が4mm〜22mm、小さい方が3mm〜12mm。
 事前にドリル等で開けた穴を目的の大きさまで広げます。
 ただしリーマーで開けた穴には若干のテーパーが付くので、
 仕上げにヤスリで微調節をする必要があります。
 
 No.066
 < TAMIYA マスキングテープ >

 塗装の塗り分け時に使うテープ。
 テープの粘着力は下地の塗装を剥がさない程度に調節されています。
 色んなメーカーから様々なテープが販売されていますが、
 僕が愛用しているのはタミヤのマスキングテープ。
 ケースに入っているのでホコリでテープの両端が汚れないのが便利です。
 ホームセンターなどで売っているマスキングテープもありますが、
 粘着力が強力過ぎたりのり跡が残ったりするのであまりお薦めできません。
 やはり模型用として作られている商品が模型には使い易いですね。
 
 No.067
 < WAVE ペイントミキサー >

 塗料を攪拌する専用の道具です。
 スイッチ一つで塗料を混ぜられるのでもの凄く便利です。
 特にメタリック系の塗料は手で混ぜるよりも早く確実に攪拌できます。
 実はこの道具、プロモデラーの「波佐本英生」氏が
 コーヒーの泡立て器を使って塗料を混ぜていたのが商品化された物なんです。
 最近100円ショップでもコーヒーを混ぜる道具が売っているのを見たので、
 それも同じように塗料を混ぜるのに使えると思います。
 
 No.068
 < プロトラクター >

 分度器と定規を組み合わせたような工具です。
 プラ板を切り出す時に正確な角度を出したり、
 立体の面の角度を正確に測ったりすることができます。
 同じメーカーでこれより一回り小さいのもありますが、
 中央に固定用のネジが無いタイプになります。
 この工具の特性を活かすためにも購入するならネジ付きのタイプがお薦めです。
 No.069
 < スポンジヤスリ >

 スポンジシートの片面がヤスリになっている物。
 柔軟性と弾力があるので曲面を磨くのに便利です。
 ファイン→スーパーファイン→ウルトラファイン→マイクロファイン
 の段階でヤスリ目が細かくなっていきます。
 水洗いすればけっこう長持ちしますよ。
 No.070
 < クッションシート >

 発砲ポリエチレン製の緩衝材シート。
 模型制作には関係の無い物ですが、
 完成した作品を発送したり持ち運ぶ時に壊れないようクッションとして使います。
 肌触りがソフトなので塗装面に傷が付き難く値段も安いのが嬉しいですね。
 (画像の商品は100円ショップの物。20×20cmで30枚入り)





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